御嶽山の噴火後、初の雨が降る予感。火山灰と混じったら？有害物質について

御嶽山の噴火についてのニュースがここ数日間注目されていますね。
近々、御嶽山周辺で雨が降ると言う天気予報を耳にしました。



今回の記事では、御嶽山が噴火したことによって、
発生している火山灰が雨によってどうなるかの予想と火山灰に含まれる有害物質について
まとめた記事になります。

御嶽山周辺で30日夜、雨が降る予想。雨が火山灰に混ざるとどうなるのか？

御嶽山が噴火してから３日が経ちます。
現在も救助活動が行われています。

そんな中、天気予報では３０日夜に雨が降ると予報されています。
雨自体は、そこまで大降りと言うわけでは無さそうですが、
火山灰が降り積もっている御嶽山では注意が必要となりそうです。



■火山灰と雨が混ざり合うと？

火山灰は完全に固まってしまえば、水が浸透しにくいようです。
しかし、今回のように火山灰が降り積もってまもなく、まだ乾いていない状態だと
わずかな雨でも土石流が発生する恐れがあると専門家の方が言っていました。

土石流は一般的には時速３０～４０キロのスピードで流れ落ちてくるようです。
広島の土砂災害時は時速１００キロを超えるスピードだったようです。

土石流が発生し、２次被害を防ぐためにも個人でできる対策は
しておいたほうが良さそうです。


・御嶽山には近づかない。
・御嶽山からできるだけ離れた場所に避難する。
・非常用物資の準備をしておく。

御嶽山の噴火に伴い、発生した火山灰に含まれる有害物質とは？

火山灰の中には以下のような有害物質が含まれています。

・亜硫酸ガス
・硫化水素
・フッ化水素

また、火山灰の中には小さなガラス片のようなものまで含まれているので、
目に入ると角膜を傷つけ、炎症を起こし、最悪の場合失明の恐れもあるようです。

これらを防ぐためには、どうしたらよいのか？



■まずは、マスクの着用。


外出時はマスクを着用して外出する。
マスクはしっかりと鼻が隠れるようにして着用する。
できることなら、防塵マスクの方が効果があります。



■次にゴーグルを着用する。
これは、火山灰に含まれるガラス片のようなものから
目を保護するために着用したほうが良いと言われています。

コンタクトレンズを使用している方は、
外さないと角膜を傷つける可能性がある為、
コンタクトレンズを外した方がいいようです。



■外出時はレインコート

また、火山灰は皮膚に付くと皮膚が炎症を起こす可能性があるようなので、
肌の露出は避け、レインコートなどツルツルした肌触りの素材の物を着用して
外出したほうがいいようです。



以上、御嶽山の火山灰と火山灰に含まれる有害物質についての記事でした。

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