apple社 Beats社買収!!狙いは? [IT関連]
アメリカ時間の5月29日に
iPhone等でおなじみの
Apple社が
ヘッドフォン等で有名な
Beats Electronics社を買収する事を
正式に発表しました!
買収金額は30億ドル(日本円で約3000億円)・・・
多額のお金を投じてまで
Apple社がBeats Electronics社を買収するには
何か理由があるはず
と思い調べてみました。
まず、両社について簡単に説明します。
・Apple社
Apple社は、アメリカのカリフォルニア州クパティーノに本社を置く
インターネット、デジタル家電製品および同製品に
関連するソフトウェア製品を開発・販売する多国籍企業です。
主な製品としましては
・iPhone、iPod
iosというApple社独自のオペレーティング・システムを搭載したパソコン
・MacBook
等があります。
また、iTunesという
音楽・動画をダウンロード購入できるサービスも展開している
国際的に超が付く大手企業です。
一方、Beats Electronics社はと言いますと
・Beats Electronics社
アメリカのオーディオ機器のブランドです。
本社はカリフォルニア州サンタ・モニカで
従業員は300名だそうです。
主な製品は
ヘッドフォンやスピーカーと言った
オーディオ関係です。
Beatsのヘッドフォンは
特に低音を強調されていて
音楽をよりいっそう楽しませてくれると
思います。
2013年の総売り上げは15億ドル(日本円で1500億円)という
こちらも超BIGな会社です
さて、Apple社が買収しました
Beatsをどのようにして運営していくのか
気になりますよね?
両社の共通のキーワードと言えば
『音楽』です。
アップルでは、音楽ダウンロードサービス
iTunes(従量課金制)
Beatsでは
Beats musicという
音楽ストリーミングサービス(月極で聞き放題、取り込み不可)
音楽配信サービスがあります。
となるとやはり
(1) どっちかが無くなるのか
はたまた、
(2) 1つにまとめるのか・・・・
答えは
1でも2でもなく
どっちとも並行して運営していくみたいです
しかしながら
ゆくゆくは
iTunesで提供している
音楽ダウンロードサービスを廃止するのではと
思います。
理由は
Kleiner Perkinsの伝説的インターネット・アナリスト、Mary Meekerが
2014版インターネット・トレンド・レポートで示しているところによると、
『デジタル音楽のダウンロードの売上高はストリーミングの成長と共に下降線をたどっている。』
デジタル楽曲の売上は2013年中に6%減少し、
2014年の第1四半期には対前年同期比で13.3%も下落したと伝えています。
一方、アメリカにおける音楽ストリーミングの利用は2013年に32%アップしている。
一言でいえば
『セル・モデル(従量課金ダウンロード)は衰退しつつあり、ストリーミング・モデル(定額制 聞き放題)こそが未来だ。』
と発表しています。
なので、
Appleにストリーミング・モデルは現在存在しませんので
Beats社を多額の資金を投じてまでも買収する理由は
ストリーミングサービスの確立がメインなのではないかと
推測します。
また、Apple社とBeats社の高い技術力が
かけ合わさる事で
Apple製品の更なる性能向上や
サービス向上等
Appleにとっては
30億ドル出しても
それ以上の価値はあるのではないでしょうか?
これからの
Apple社の発展にますますの期待ですね
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